堺 正章
バチバチの2大スターから信頼された、堺正章の父「最高の2番手」の美学とは?
国民的エンターテイナーとして人気の堺正章。その父・堺駿二もまた、250本もの映画に出演した喜劇役者だった。主役の引き立て役をまっとうしつつ、それでいて自身の存在感をしっかり残して消えていく名バイプレイヤーぶりが買われ、東映、大映、松竹からひっぱりだこ。役者は特定の配給会社の専属だった時代にあって、異色の存在だった。とりわけその「八方美人」ぶりの真骨頂は、2大スター・市川右太衛門と片岡千恵蔵が火花を散らしていた、東映での立ち回り。どちらの主演映画にも共演できた唯一の存在が堺駿二だったのだ。本稿は、堺 正章『最高の二番手』(飛鳥新社)の一部を抜粋・編集したものです。

「こりゃ、ストイックすぎるわ…」堺正章が『新春かくし芸大会』に挑戦し続けた理由にグッときた
かつて正月の看板番組だった『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)。番組では毎年のように目を見張るような芸を披露し“ミスターかくし芸”とも呼ばれた堺正章だが、どのように芸事に向き合っていたのか。芸歴70年の中で初めて出版した著書の中で、華やかな舞台の裏に隠された苦労と、芸事への独自の哲学を語る。本稿は、堺 正章『最高の二番手』(飛鳥新社)の一部を抜粋・編集したものです。

「最近のバラエティは…」堺正章が「自分が出演した番組」は一切見ないワケ
成功するためには実力だけではなく運を味方につける必要があるとよく言われる。先行きの見えにくい激動の現代社会で人生を望む方向に進めていく上で、偶然性はより重要なファクターとなってきている。浮き沈みの激しい芸能界で芸歴70年を誇る国民的エンターテイナー・堺正章が、初めてとなる著書の中で「運気のいい流れを引き寄せる」方法を語る。本稿は、堺 正章『最高の二番手』(飛鳥新社)の一部を抜粋・編集したものです。
