永谷亜矢子
工場見学で職人がヒーローになった話。
近年、観光客が工場見学やワークショップなどを通じてものづくりの魅力を味わうツアーが増えている。観光がもたらす利益はお金だけではなく、職人自身が刺激を受けたり、地域に雇用や新事業を生み出すトリガーにもなるのだという。“本質的な地域創生”につながる、新しい「観光」のあり方とは?※本稿は、永谷亜矢子『観光“未”立国~ニッポンの現状~』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

「赤字で中止」が続く日本の祭り。ねぶた祭で「100万円VIPシート」が成功した理由とは?
日本全国に30万もあると言われる“祭り”が、資金や人手不足のため中止や廃止の憂き目にあっているという。そんな中、祭りを活性化するために、生粋のマーケターである著者が考えた秘策は“100万円のVIPシート”だった――!?清貧思考から脱却し、きちんとマネタイズできる祭りのつくり方の実例をご紹介する。※本稿は、永谷亜矢子『観光“未”立国~ニッポンの現状~』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

観光名所の「16時問題」阿蘇の宿の解決策が目からウロコだった!
地方にも観光名所は多々あるが、たいていの施設の閉館は夕方5時前後。周辺の飲食店も早い時間帯に閉まる傾向がある。そのためせっかく日本に遊びに来ているインバウンド客はホテルに缶詰状態にされ、夜間や早朝の時間を持て余しがちだ。しかし昨今では、この「アイドルタイム」を活用して趣向を凝らしたツアーを組み、大成功している例が日本各地でいくつも生まれているという。※本稿は、永谷亜矢子『観光“未”立国~ニッポンの現状~』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
