三崎 律日
コペルニクス『天体の回転について』に編集者が「勝手に書き足した」一文とは?
1543年に刊行された、地球は太陽の周りを回っているという「地動説」の先駆けとなった『天体の回転について』。宇宙は地球を中心に回っているという「天動説」が主流であった15~16世紀において、まさに“奇書”と呼ぶにふさわしい1冊であった。この著者、コペルニクスとは一体どのような人物であったのだろうか。※本稿は、三崎 律日『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

世にも奇妙な謎文書『ヴォイニッチ手稿』解読に挑んだ暗号学者が「死後」に遺したメッセージ
1912年に古物商ウィルフリド・ヴォイニッチによって発見された『ヴォイニッチ手稿』。独特なタッチの挿絵と、その隙間を埋めるように文字が書き込まれている、全編手書きの古文書だ。だが、そこで描かれている植物は実在のものとはかけ離れた姿で、書き綴られた文章は暗号化されている。今もさまざまな憶測を呼ぶ『ヴォイニッチ手稿』の謎に迫った人々を紹介しよう。※本稿は、三崎 律日『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

ゾッとする…10万人が死んだ魔女狩り「拷問マニュアル」書いた男の異常な執念
15世紀末から18世にかけて、ヨーロッパを中心に行われていた「魔女狩り」。中世のキリスト教世界で行われた異端排除のための宗教裁判で、多くの人々が不当に嫌疑をかけられ処刑された。その魔女狩りにおける異端審問官たちの必携書ともいえる書物が存在した。そこには一体、何が書いてあったのだろうか――。※本稿は、三崎 律日『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
