柳瀬博一
「えーーーー!」アンパンマンの「デビュー時の姿」が衝撃すぎて椅子からころげ落ちた
おなかが空いた人に自分の顔を食べさせる特異なキャラクター、アンパンマン。いまでこそおなじみの設定だが、子ども向け絵本としては、グロテスクでありホラーに過ぎるだろう。先行するスーパーマンやバットマンといったミラクルなヒーロー像の向こうを張って、やなせたかしが打ち出した「正義」の形とは?※本稿は、柳瀬博一『アンパンマンと日本人』(新潮社、新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「アンパンマンのやなせたかし」が「怪人ナメラー」を描いてた時代の「深刻な悩み」とは?
『アンパンマン』の原作者として知られている漫画家・やなせたかし。中学生時代に漫画家志望を固め、30代前半にして絵で生計を立てるに至った。多くのクライアントから「困ったときのやなせさん」と重宝され、仕事が引きも切らない売れっ子として活躍していた、やなせ。だが、彼には、クリエイターとして深刻な悩みがあった。※本稿は、柳瀬博一『アンパンマンと日本人』(新潮社、新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。

なぜアンパンマンは大人をも魅了するのか?愛するすべてを失っても描き続けた、やなせたかしの壮絶すぎる人生とは
日本のみならず世界的に人気の高いアンパンマン。おなかが空いた人に自分の顔を食べさせるという特異なキャラは、どうやって生み出されたのか。そこには、作者である漫画家やなせたかしの、愛する人たちとの別れや過酷な戦争体験があった。※本稿は、柳瀬博一『アンパンマンと日本人』(新潮社、新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。
