物江 潤
妻の闘病5年を支えたアンパンマン作者が「どうしても伝えられなかった言葉」とは
1973年に発表された当初の『あんぱんまん』は、主人公が顔を食べられてしまうショッキングな展開ゆえに、編集者や評論家、幼稚園の先生などから大不評だった。だが、徐々に陽の目を浴び始め、1988年にはテレビアニメ化されるまでの人気を博す。そしてその年、やなせたかしは歓喜の中にありながら、人生でもっとも重い苦悩に向き合うことになる。

皇軍兵士やなせたかしが中国人の心をガッチリつかんだ紙芝居の崇高ストーリーとは【昭和の戦争を振り返る】
国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親として知られるやなせたかし。温かな作品世界の裏には、戦中派としての過酷な体験が横たわっていた。中国大陸に出征し、日本の大義を現地で宣伝することになったやなせが、はたとひらめいたアイデアとは?

『アンパンマン』の生みの親が、太宰治や井伏鱒二の文学だった意外な理由【読書嫌いの子に聞かせたい】
高知県の旧制中学を卒業後、1937年に念願の東京高等工芸学校工芸図案科(現在の千葉大学工学部)に入学したやなせたかし。同年7月に日本が中国と全面戦争に突入する不穏な世相にあって、自由な校風のなかで将来のクリエイター業につながる学びを深めていった。

立川談志の名言「酒が人をダメにするんじゃない…」→酒をネットに置き換えても説得力がエグかった!
リア友とネッ友(ネット上での友人)の境界線が曖昧になっている昨今、トラブルやリスクを避けつつ、バランスの取れた利用が求められている。とはいえネット上での付き合いでは些細なことで行き違いが起こりやすく、親密だと思っていた関係が一気に崩壊することも。ネッ友が当たり前となった若者たちのSNSでの作法とは?※本稿は、物江 潤『デジタル教育という幻想 GIGAスクール構想の過ち』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

え、そんなに?ネットで「見知らぬ異性」と交流する10代…親世代が絶句するリアルな比率とは
SNSやオンラインゲームを発端に、子どもが危険な目にあうような事件が増えている。親としては当然こういった不特定多数と交流するアプリやゲームを制限したくなるが、ネットの世界は現代の子どもにとって重要な居場所になっている場合も。実態が掴みにくいネット上での関係性に、親はどのように対処すべきなのか。※本稿は、物江 潤『デジタル教育という幻想 GIGAスクール構想の過ち』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。

なぜスマホゲームにハマってしまうのか?「そりゃそうだ」と思える納得の理由
手軽に遊べるがゆえに、多くの時間を使ってしまうこともあるスマホゲーム。人気アプリ『どうぶつの森ポケットキャンプ』は、プレイを続けさせる巧妙な仕組みがあり、ユーザーは報酬を求めてゲームに没頭するという。大人も子どももハマってしまう、ゲームの中毒性。そのメカニズムとは?※本稿は、物江 潤『デジタル教育という幻想 GIGAスクール構想の過ち』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
