中野 慧
闇が深すぎる…高校球児がいまだに「重いバット」を振らされているワケ
自身も学生時代に野球部に所属していたライター・中野慧氏は、2020年起きた「甲子園の土メルカリ出品事件」に潜むメッセージに着目する。甲子園に象徴される“高校野球の神聖さ”は、本当に球児たち自身のものなのか。高校野球をめぐる価値観と社会のありようが見えてくる。※本稿は、中野 慧『文化系のための野球入門 「野球部はクソ」を解剖する』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

野球とオリンピックの意外な関係…大河ドラマ『いだてん』が描いた“異色の野球史”とは?
近代オリンピックでは、大会によって競技に含まれないこともある野球。しかし、日本においては、当初からオリンピックと野球は近い位置にあったという。大河ドラマ『いだてん』では、野球とオリンピックをつなぐ人物や出来事が数多く描かれた。作中に登場する、自由奔放なバンカラ集団「天狗倶楽部」のエピソードを通して、その意外な接点をたどる。※本稿は、中野 慧『文化系のための野球入門 「野球部はクソ」を解剖する』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

「野球部の全校応援」を強制するのは誰なのか?野球部員でも他の生徒でもない〈その正体〉とは
野球部で見かける「女子マネージャー」の存在には、いまなお根強いジェンダー観が影を落としている。著述家・中野慧氏が高校野球と女子マネージャーに潜む価値観を掘り下げていく。※本稿は、中野 慧『文化系のための野球入門 「野球部はクソ」を解剖する』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
