根本橘夫 心理学者 1947年、千葉県生まれ。東京家政学院大学名誉教授。東京教育大学心理学科を卒業した後、同大学院博士課程を中退。専攻は教育心理学および性格心理学で、千葉大学教授、東京家政学院大学教授を歴任している。著書に『人と接するのがつらい』(文春新書)、『傷つくのがこわい』(文春新書)、『なぜ自信が持てないのか』(PHP新書)、『「心配でたまらない」が消える心理学』(朝日文庫)などがある。 財産も、家庭も、健康状態も…「人生設計」を持つ人と持たない人に生じた“大きな差”とは? 根本橘夫 「今のままでいいのか」と漠然とした不安を抱えながら日々を過ごしていないだろうか。流れに身を任せる生き方は気楽に見えて、実は心を蝕むこともある。人生の荒波を越えていくために、いまこそ必要なのは“人生の海図”とも言える「人生設計」だ。心理学者・根本橘夫氏が、その意義と効果を語る。※本稿は、根本橘夫『新版「自分には価値がない」の心理学』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。 2025年11月10日 8:00