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岩坪 威

(いわつぼたけし)
東京大学医学部附属病院特任教授、日本認知症学会前理事長

1960年、兵庫県生まれ。国立精神・神経医療研究センター神経研究所所長。

「アルツハイマー病」の検査精度が飛躍的にアップ、症状だけじゃない「客観的」な判断法とは?
岩坪 威,西野谷咲歩
認知症の原因で最も多いアルツハイマー病。新たなメカニズムの治療薬として、エーザイと米バイオジェンの「レカネマブ(商品名:レケンビ)」、米イーライ・リリーの「ドナネマブ(商品名:ケサンラ)」が承認を受けた。新薬の普及と開発を進める上では、脳内の病変を正確に捉える「バイオマーカー(指標)」の確立が鍵となる。「血液バイオマーカー検査の精度が飛躍的に向上している」と語るのは、東京大学医学部附属病院特任教授で日本認知症学会前理事長の岩坪威(たけし)さん。最新の状況について話を聞いた。
「アルツハイマー病」の検査精度が飛躍的にアップ、症状だけじゃない「客観的」な判断法とは?
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