寺町晋哉
「そりゃ実現が難しいワケだ…」大学無償化で得をする「恵まれた層」の皮肉な現実
大学無償化と聞くと、「誰もが平等に学べる社会」に近づくように思える。経済的な理由で進学を諦める人を減らし、機会を広げる政策として期待も大きい。だが、その効果は本当にすべての人に同じように及ぶのだろうか。大学進学をめぐる現実に目を向けると、見えにくい問題が浮かび上がってくる。※本稿は、教育社会学者の寺町晋哉『なぜ「地方女子」は呪縛になるのか』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「なんとなく大学」はなぜ許されにくい?女子が男子より“理由”を求められやすいワケ
大学進学は本人の自由な選択のように見える。しかし実際には、誰もが同じように進路を選べているわけではない。とりわけ女子の場合、「なんとなく大学へ行く」という選択は許されにくく、将来の職業や資格と結びついた明確な理由が求められがちだ。なぜ女子の進路には、これほどの「説明」が必要とされるのか。※本稿は、教育社会学者の寺町晋哉『なぜ「地方女子」は呪縛になるのか』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

東京は154%、地方は20%台…「大学進学は平等」はウソだった?見えない格差の衝撃
大学進学は「努力すれば報われる公平な競争」だと考えられている。誰もが同じ条件で受験に臨み、その結果が進路を決める…そんなイメージを持っている人も多いだろう。だが、その前提は本当に成り立っているのだろうか。進学という選択の背後には、見えにくい差が存在している可能性がある。大学進学をめぐる「見えない不平等」の実態に迫る。※本稿は、教育社会学者の寺町晋哉『なぜ「地方女子」は呪縛になるのか』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
