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西村 章
同じ治療なのに自己負担額が違う!「加入する健康保険」が生む医療費格差が是正されないワケ
健康保険は、どこに入っていても同じ――そう思っている人は多いだろう。ところが、同じ病気で同じ治療を受けても、加入先によって自己負担額に数万円の差がつくことがある。その差を生むのが、一部の健保組合や共済にある「付加給付」だ。なぜ、同じ医療なのに負担が変わるのか。知られざる健康保険の格差を読み解く。※本稿は、ジャーナリストの西村 章『高額療養費制度』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。

関節リウマチ患者が見た「高額療養費の盲点」、薬代のわずかな差で支援から漏れる人も
高額療養費制度と聞けば、がん患者を支える仕組みだと思う人は多いだろう。だが、関節リウマチなど、高額な薬を長く使い続ける患者にとっても欠かせない制度である。一方、費用を理由に治療を諦めれば、その人は制度の利用統計にも表れない。制度が支える患者と、数字から消える患者の実態を追う。※本稿は、ジャーナリストの西村 章『高額療養費制度』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。

高額療養費の見直しで明暗…「負担が軽くなる人」「高額負担が続く人」の境界線
高額療養費制度があるなら、治療費が高くても安心、そう思う人は多いだろう。2026年8月には、長期療養者の負担を抑えるため、新たに年間上限も導入された。ところが、それでも制度の救済からこぼれ落ちる患者がいる。たとえば、年収500万円の世帯で、隔月7万5000円を何年も払い続けるケースがそれだ。なぜ、こんな「制度の谷間」が残るのか。医療経済学が専門の五十嵐中東京大学特任准教授(当時)へのインタビューから、長期治療を支えきれない制度の仕組みを読み解く。※本稿は、ジャーナリストの西村 章『高額療養費制度』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。
