元旦より鳩山首相がツイッターを始めた。140字以内でつぶやく無料のソーシャルネットメディアの存在に、日本の政治家も無関心ではいられなくなったようだ。

〈みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日からツイッターとブログ「鳩cafe」を始めました。http://bit.ly/7OSH1o ご感想など@hatoyamayukioへお寄せください。馴れるまでは1日1ツイートが目標です〉(鳩山ツイッター)
http://twitter.com/hatoyamayukio

 海外の政治家がツイッターやフェースブックなどのニューメディアを活用し始めたのはすでに一昨年のことだ。

 とりわけ、大統領選中のオバマ陣営がこうした新メディアを選挙戦略の中に組み込み、支持の拡大や献金集めに利用したことは記憶に新しい。オバマ大統領自身、携帯端末「ブラックベリー」中毒ともいえる状況になり、就任後にわざわざセキュリティレベルを上げた「バラックベリー」を作らせたことからも、米国での浸透ぶりが伺える。

 そのあたりのオバマ陣営のニューメディア戦略は、以前、当コラムでも触れた。
http://diamond.jp/series/uesugi/10015/?page=3
http://diamond.jp/series/uesugi/10020/
http://diamond.jp/series/uesugi/10062/

 鳩山首相は同時にブログも開設した。世界の政治シーンからみれば、やや時代遅れの感もあるが、やらないよりはマシだろう。

 情報過疎になる首相官邸に、国民からのつぶやきが直接届くのは決して無意味なことではない。

 相変わらずなのは、その他の政治家と記者クラブメディアだ。前世紀の古い感覚を引き摺ったままの発言が散見される。朝日新聞の記事を引用する。

〈「総理はツイッターをやるべきではない。そんな暇があったら普天間をどうするか、じっと悩んで考えて欲しい。日本中でツイッターを一番やっちゃいけないのが総理だ」