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週刊・上杉隆

中間選挙で米国も「ねじれ」議会に。オバマ大統領の真価はここから問われる

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第148回】 2010年11月4日
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 1911年開場のカントリー・クラブ・オブ・オーランドは今なお古き良き時代の伝統に彩られたゴルフコースである。

 メンバーシップ制度による閉鎖性は、開放的なフロリダにあってやや異彩を放っている。クラブハウス内での振舞いは厳しく制限され、あたかもそこだけが米国東部の名門コースのような錯覚に陥る。

 米中間選挙の投開票の行われている今日(11月2日)、筆者は米ゴルフチャンネルのアンディ和田氏(プロゴルファー)とともにその名門コースをラウンドした。和田氏の先輩であったタケ小山氏(プロ)によれば、18年間のオーランド生活の中で唯一このコースだけはラウンドできなかったほど格式が高いという。

 それがいまや、和田氏のようなアジア系のメンバーも誕生し、メンバーの入れ替えが始まっているという。そうした中で筆者も、まもなく100年を数えるこの名門コースでのプレーが可能となったのだ。

 実は、こうした変化の背景は、米国経済の深刻な現状があることと無関係ではないのだ。

 中間選挙でオバマ大統領は窮地に立たされている。民主党は歴史的な大敗を喫することが濃厚だ。東部の州から続々と票が開いているが、少なくとも下院での敗北は確定した。上院では辛うじて勝利したものの、いわゆる「ねじれ」の中、今後はより厳しい議会運営が予想される。

 二大政党制の米国の選挙の傾向なのだろうか、あるいは米国政治の特徴だろうか、実は、大統領就任後の最初の中間選挙において、与党を勝利に導いた大統領はほぼ皆無である。

“中間テスト”では有権者が
辛い点数をつけることが多い

 双日総合研究所副所長の吉崎達彦氏の言葉を借りれば、「米大統領にとって最初に迎える中間選挙は鬼門になる」となるが、その理由を氏はこう分析していた。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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