「仕事ができない人」が2月になると即バレする納得の理由Photo:PIXTA

2月に入りました。今年はうるう年ではないので28日。1年で最も日数が少ない月です。売り上げなど、月ごとの目標数字を追っている組織にとっては厳しい期間かもしれません。そんな厳しい条件を乗り越えるため、リーダーは何をすべきなのでしょうか。(ギックス共同創業者 田中耕比古)

「“小の月”だから…」を
目標未達の言い訳にしていませんか?

 日数が30日以下の月は「小の月(しょうのつき)」と呼ばれます。他の月よりも営業日が少ないので、なんとなく気忙しい感じがします。

 特に、2月はうるう年を除くと28日とさらに少ないので、バタバタしているうちに終わってしまったな、と感じる人も多いのではないでしょうか。

 しかし、いくら「小の月」だからと言って、日数が少ないことを言い訳にして、営業数字の未達や、活動目標の引き下げを許容してしまうような振る舞いは、基本的には避けるべきです。特に、上司、マネジャーといった管理職がそういう態度を取ってしまうと、チーム全体の士気に悪影響を与えかねません。

 そもそも、営業日が減る原因は他にもあります。年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど、いろいろな理由で営業日は減ります。業種や業態によっては、日曜日が4回なのか、5回あるのかで影響を受けるケースもあるでしょう。天気や気温によって影響を受けることも十分に考えられます。

 そうした「いろいろな事情」を言い訳として認めると、1年間ずっと「目標に届かなかった」「思ったように活動できなかった」を許容し続けることになってしまいます。

 今回は、小の月を言い訳にしないためにはどんな工夫をしていけばよいのか、考えていきましょう。