これまでのように、アンケート調査やグループインタビューをもとに製品・サービスを開発しても、常識のワクを超えることはできない。なぜなら、真の課題やニーズとは、言葉にできない、本人すらも気づいていないものだからである。そうしたなか、「行動観察」という新手法が大きな注目を浴びている。『「行動観察」の基本』(ダイヤモンド社)の出版を記念して、行動観察の第一人者である著者の松波晴人氏がその魅力と真髄を語る。