決定的に足りない「直売」技術
農家が加工、販売するのは手段であって、忙しくなるのではなく所得(利益)を増やすことが目的なはず。
なのに、現在の6次産業化において、決定的に足りないのが直売技術です。
何が売れるのか?
いくらで売ればいいのか?
いくつ売れば利益が出るのか?
本来はそこから考えなければいけないはずですが、なかなかできてないのが現状です。
農産物は“有限”、知恵は“無限”
栽培技術、加工技術、直売技術、それぞれ大切ですが、もっと大切なのは、それらのバランスです。
風来では、栽培技術、加工技術、直売技術の3つの技術の他に、4つ目の技術として、「知恵」の教室の販売にも力を入れています。
農家が昔から持っている知恵、たとえば味噌づくりや梅干、しめ縄づくり、畑の栽培技術など、時代に求められているものをどんどん提供しているのです。
実際、菜園教室などを開催するたびに大盛況で、大事な収入源にもなってくれています。そして、今まさに求められている実感があります。
これからの農家は、まさにこの「知恵」の販売に力を入れるべきです。
なにせ農産物は“有限”ですが、知恵は“無限”なのですから!