なぜ「ずば抜けて頭のいい人」は“ひらがな”を流し読みするのか? 読書効率が一変する理由
「本を読むのが速い人の秘密」がわかった!
読書中、私たちは文字を脳内で“音”に変換し、その音で理解しています。ポイントは「音の理解速度」。ここを鍛えれば、読書は一気に変わります。本連載は、耳から脳を鍛え、速読力を高める「速聴トレーニング」をお伝えするものです。脳を鍛えることで、理解力、記憶力、集中力もアップします。そのノウハウをまとめた『耳を鍛えて4倍速読』の刊行を記念し、本記事を配信します。
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なぜ「ずば抜けて頭のいい人」は“ひらがな”を流し読みするのか?
本日は「効率的な読書術」についてお伝えします。
本を読み続けるうちに、「効率よく読めるときほど、実は細部まで読んでいない」という事実に気がつきました。スキミングは、日本語では「飛ばし読み」とも呼ばれます。目的に関係する箇所を素早く見つけるために、重要度の低い部分は読み飛ばすのがポイントです。
科学的な根拠は?
学術的に見ると、スキミングは選択的注意(selective attention)と呼ばれる人間の認知特性を活用した読書法です。人間の脳は、すべてを同じ密度で処理するのではなく、重要な情報に資源を集中的に配分するようにできています。
「漢字」はグッと読み、「かな」はスーッと読む
スキミングのコツを1つお伝えします。それは『「漢字」はグッと読み、「かな」はスーッと読む』です。
日本語の特徴を活かしたテクニックです。漢字は情報密度が高く、ひらがなは文法的要素やつなぎ言葉であることが多いため、読む速度に差をつけるのが効果的です。具体的な方法をご紹介します。
・漢字や専門用語、数字には視線を止める
・ひらがなは流し読みする
・「~である」「~です」などの文末表現は飛ばす
まずは、漢字や数字を意識して読むことから始めましょう。
例えば「経済成長率は前年比2.5%増加した」という文なら、どう読めばいいでしょうか。「経済成長率」「前年比」「2.5%」「増加」という部分に注目し、「は」「した」などは流し読みします。
これは視線移動の効率化というアプローチです。私はこのテクニックで読書速度を大幅に向上させました。
このテクニックは、特に論文や専門書など、情報密度の高い文章で効果を発揮します。また、メールや報告書にも活用できます。
(本原稿は『耳を鍛えて4倍速読』の一部抜粋したものです)







