「豪華バス」増加中、寝台列車に負けない魅惑の装備とはドリームスリーパーの個室「ゼログラビティシート」はアメニティも満載

 負けずと豪華な装備で話題なのが、横浜と広島を結ぶ中国バスが運行する「ドリームスリーパー」だ。定員は14名で、そのうち4席は個室の豪華シート(ゼログラビティシート)が用意されている。電動のリクライニングはもちろん、アイマスクや耳栓、歯ブラシ、ブランケットをはじめ、イオン発生器ナノイーも装備している。

 座席後方にはトイレ&パウダールームもあり、女性の化粧直しなども可能だ。フロアは全面カーペットが敷かれているので、乗車口で靴を脱いで備え付けのスリッパを着用する。その名の通り、最高の眠りとリラクゼーションを提供してくれる。運賃は、広島新幹線口から横浜でエグゼクティブシートが1万2000円からで、ゼログラビティシートは1万4000円からとなっている。

 この2つの豪華バスは、徳島、広島と行き先が限定されているものの、わざわざこのバスに乗るために旅をする方もいるほどで、いずれも人気が高い。新幹線や飛行機と比べても、決して割安なわけではないが、ゆっくり旅をする富裕層に受けているのが、好調の要因といえる。

普段使いの高速バスも快適性を求める傾向に!

 前出のバスとは異なり、便数が多い普段使いのバスにも快適性を求める傾向が強まっている。東京・大阪間を定期運行している高速バスにも、豪華バスに匹敵するものがある。

「豪華バス」増加中、寝台列車に負けない魅惑の装備とはさくらクオリティエクスプレスのシートはマッサージ機能まで搭載

 さくら観光が運行する「さくらクオリティエクスプレス」は、東京と名古屋を結ぶ路線で人気が高まり、2016年6月から関東~関西間にも起用されたバス。2列+1列の3列シートながら余裕のスペースを確保しており、シートのリクライニングは電動。さらに、マッサージ機能まで搭載する豪華なシートを採用している。

 個室ではないものの、遮光カーテンで仕切りができ、プライベート空間が確保されている。アメニティーも充実していて、トラベルピローやアイマスク、スリッパが完備。コンセントも無料Wi-Fiも各シートに備えている。また、頭上には荷物棚があり、持ち込みのバッグなどが収納可能。運賃は、大宮・新宿~大阪・難波間で5630円からと、装備を考えればコスパはかなり高い。