企業をリサーチすることが
いかに重要か

前回、祖母による孫の内定取消騒動の事例をお伝えしましたが、就職先が不安な場合には企業をリサーチしなくてはなりません。

 費用をかけて調べる方法としては「ジーサーチ データベースサービス」などがあります。「ジーサーチ データベースサービス」を利用する場合、月会費300円(税別)に加えて情報料がかかります。「企業情報をみる」をクリックするとわかるように、帝国データバンクの企業情報料を使って詳細表示をさせる場合が1件につき1600円(税別)、東京商工リサーチ企業情報料の場合が1社につき1200円(税別)などがかかります。

 そこまでお金をかけられないというのであれば、企業の業績を知ることです。お金はかかりません。

「えっ、どこを見ればいいの?」と思われる方がいるかもしれません。企業のホームページに「投資家のみなさまへ」(またはIR情報)の項目があり、そこをクリックすると「決算短信」「決算参考資料」が公開されています。その中の「売上高」と「利益」(営業利益や当期純利益の箇所)の各数値を見て、過去数年の傾向(売上や利益が前年と比べ、上昇した、横ばいだった、落ちたのいずれであったのか)を見ておくといいでしょう。

 就職した会社が業績悪化に陥って解雇されたり、倒産で新たに職を探さなければならない状況になったりすることを想定すれば、会社の業績を把握することは重要だからです。もし、子どもの就職先を心配しているのであれば、上記のような情報を活用して就活に役立ててください。