ブロガーが選んだ
ファンドの長所とは?

 投信ブロガーが上位に選んだファンドを見ると、「投資信託投資では、このようなファンドを選ぶといい」という特徴を何点か選び出すことができる。

 まず、販売チャネルによっては手数料が掛かる場合があるが、ベストテンの著しい特徴は、1位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」がその名の通り購入手数料ゼロなのを筆頭に、販売手数料がゼロのノーロード投信であることだ。賢い投信投資家にとっては、ノーロードが常識だ。

 3位の「バンガード・トータルワールド・ストックETF」(VT)は、海外上場のETFなので外国株式と同様の売買手数料と外国為替の手数料が掛かるが、ネット証券で買うと手数料は安いし、運用管理手数料が現在年率0.14%と低水準なので、まとまった金額を運用する場合、短期間で売買コストの元が取れる。この商品は、日本株(8%程度)や小型株も含めて世界の株式に広く投資するインデックスファンド(株価指数に連動する投信)だ。

 ちなみに、3位の商品は、これ一本だけで投資を済ませることに好適であり、マーケットにコメントする職業柄、自分が保有する投信を売り買いしたくない筆者は、この商品だけを持っている(お金が必要になるまで売らない方針だ)。「他人に投資を勧めながら、自分で投信を持っていないのは寂しい」という批判の声に押されて、昨年、1000口単位ほど自分のお金で購入した。

 セゾン投信とひふみ投信は、もともと共に販売会社を通さない通称「直販」と呼ばれる販売方法なので、もちろん販売手数料を取らない。5位、6位、10位に直販の商品をランクインさせた(7位の「ひふみプラス」は販売会社経由なので、販売会社によっては購入時に手数料が掛かる)。

 「セゾンバンガード・グローバル・バランスファンド」「ひふみ年金」(運用は「ひふみ投信」と同内容)には、一部の個人型確定拠出年金でも投資することが出来る。

 上位にランクインしたファンドは、いずれも運用管理手数料(信託報酬)が低廉だ。1位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、2位の「たわらノーロード先進国株式」は、共に外国株式に投資するファンドであるにもかかわらず運用管理手数料が0.2%台前半と低水準だ。2位のファンドは、一部のネット証券の確定拠出年金でも投資できる。