「ごめんねサンドイッチ」で
相手に気持ちよく許してもらう
相手を怒らせてしまっている場合に使える、正しい謝り方をここでお伝えしましょう。謝罪の言葉を最初と最後に配置する「ごめんねサンドイッチ」です。このやり方を知っているだけで、お金も時間も大幅短縮でき、気持ちも楽になれます。
1.謝る
2.相手の感情を立てる(つらかった、悲しかった)
3.自分の責任を認める
4.今後の対策
5.謝る
この謝り方で進めれば間違いないので、職場ではお客様への対応マニュアルとして活用しています。
さて、相手から連絡が来ないと怒っている場合です。
女性「もう知らない」
男性「ごめんね、寂しかったよね」(1、2)
女性「別に」
男性「連絡せずに申し訳なかった」(3)
女性「もういいよ」
男性「これからは、夜に連絡すると決めたよ」(4)
女性「ちゃんとできないじゃん」
男性「ごめんね、反省しています」(5)
女性は何回か相手が困っている様子を見ないと気がすまないので、何度かイラッとさせるような失礼な言葉を投げて、あなたを試してきます。理解できないかもしれませんが、そういうものなので途中でくじけてはなりません。
ちなみに、「もう知らない」と言われているあいだは、今後の対策を述べても聞いてもらえません。相手の気がすむまで謝罪を続けて、途中で相手が折れてくれるのを待ちましょう。
「どうするのよ?」となったら、対策の出番。中途半端に謝ると、消化不良となりスッキリしません。ごめんねサンドイッチを完成させてから、次へ進みましょう!
「怒られる←→仲直り」を繰り返していくうちに
離れられない関係を育んでいく
相手のことを知れば知るほど、人は好きになります。心理学でいうところの「熟知性の法則」です。怒らせた後で仲直りするという時間を繰り返すことで、相手との信頼関係が築け、また慣れていくものです。
恋愛を続けていくには、「怒られる」は避けて通れません。怒られるという行為は愛がいちばん深まるイベントなのです。それを知らずに別れてしまうカップルが多いのが本当に残念です。
特に知り合って間もない頃は、初めは良い面だけを見せ合っているもの。怒ったときでも性が合う人でないと、結婚後の生活は成り立ちません。お互いに怒ったときのトリセツを持っておけば、いざというときに心強いです。
王道の謝り方を味方にして、相手が怒ったときにも逃げずに立ち向かいましょう!
ワンポイント・レッスン
怒っている相手の言葉を鵜呑みにしない。
「ごめんねサンドイッチ」が完成したら、対策を伝えて。