『ばけばけ』で庄田多吉役を演じる濱正悟さん 写真提供:NHK
朝ドラこと連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK)、後半戦を彩る存在・庄田多吉を演じる濱正悟さん。朝ドラには2回目の出演になる。若手俳優の登竜門的な番組でもある朝ドラに2度も出ている濱さんも期待の若手俳優のひとりだ。庄田は錦織(吉沢亮)のライバル的存在ながらいつもナンバー2に甘んじている。
それであだ名はハンブンジャク(大盤石・錦織の半分の意味)でも決して嫉妬することなく、ライバルを尊敬しているという高潔な人物だ。英語が得意な役なので、オンラインの英会話教室も受けた濱さんだが、庄田を演じるうえで最も大事にしたのは「初々しさ」。それはどうしたら出せるのか。また、もしも自身がライバルと競争するとしたら?など多岐にわたって濱さんにインタビューした。(ライター 木俣 冬)
「初日からいじってくださって現場に入りやすかった」
「『ばけばけ』の制作が発表されて、ふじきみつ彦さんが脚本を描く怪談がテーマの朝ドラとはどんな作品になるのだろうと一視聴者として楽しみでした。そのときはまったく関わっていなかったですが、ちょっと出たいなみたいな思いも役者としては漠然とありました。
そうしたら、出演の機会をいただけてとても嬉しかったですし、庄田とはどんな役なんだろうとワクワク、ドキドキしました」
朝ドラは3年ぶりで、初めて参加したのは『舞いあがれ!』(22年)。ヒロイン(福原遥)の航空学校の同期のひとりだった。
「『舞いあがれ!』も『ばけばけ』と同じ大阪局(BK)制作だったので、顔なじみのスタッフさんがたくさんいらっしゃいまして。僕の性格をわかってくださっている方々が、初日からいじってくださって現場に入りやすかったです。『舞いあがれ!』のときも結構いじられていたんですよ(笑)。
おかげで、初めましてのキャストやスタッフの方々とも序盤から打ち解けられました。その環境を作ってくださったことに感謝です。BKはスタジオ撮影のとき、お昼や夜に出前を取ってみんなで一緒に食事をすることが多いのですが、僕がカレー好きなことをスタッフの方が知っていて、僕のいる日はカレーを頼んでくれて。和やかな空気をつくってくださっているのがわかって、とても楽しくリラックスして現場に臨んでいます」







