日本の「仕事満足度」は
世界35ヵ国中最下位?

 日本は「仕事の満足度・やりがいが世界一低い国」とも言われている。

世界仕事満足度調査では世界35ヵ国中最下位。(世界最大求人サイトIndeed社調べ)

世界最大のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービスLinkedinの調査(2014年)においても、日本の正社員は世界26ヵ国で一番「やりがいを感じていない」という結果(withnews)に。

 “仕事がライフワーク”として、人生を仕事に捧げているにもかかわらず、満足度・やりがいが世界一低いとは、何と物悲しいことか。

シンガポール人の74%が華僑なので、旧正月は特別なムードに包まれる。チャイナタウンもいつも以上の盛り上がりを見せる

 それに比べて、アメリカやシンガポールで一緒に働いてきた外国人たちは、いつも職場で楽しそうにしている。海外の職場は、のどかな雰囲気が漂っているので、あまり働いているように見えないが、実はハイスピード&ハイパフォーマンスなのだ。

 たとえば、筆者と同じチームで働く外国人たちは、毎週のように海外出張しながら、アジアだけでなく欧米諸国ともビジネスを行う。担当する国の時差の関係で、24時間仕事の対応に追われている者さえいるのだ。自宅や移動中でも日本人より働くので、結果として長時間働く者は多い。

 そんな環境で働く外国人たちだが、日本の職場で常に漂う“疲弊感”がない。

 では、なぜこのような違いが生まれているのだろうか。以下3つの論点からこの違いを分析していきたい。

(1)日本人にとって仕事は「ライフワーク」。では、外国人にとっては?

(2)なぜ日本には会議や稟議、根回しなど無駄な仕事が多いのに、外国人の職場にはないのか?

(3)信頼関係を築けた外国人が、あっさり転職。理由は何か?

「疲弊感が漂い、やる気もバリューも低い日本の職場」と「のほほんとした雰囲気の中で、ハイスピード&ハイパフォーマンスな外国の職場」。この両者にはどんな違いがあるのか。