今、元気に営業されても
買う気がしない…
ある経営者がツイッターで次のようなことを書いていました。
「自粛しよう」に対して「自粛するな」という主張の根拠が、「経済が停滞するから」は説得力がない。今元気よく営業に来られて買う気分にはなれないお客が多いのは事実なのだから。そういう気分になっている人が多い状況でも売り上げを上げる工夫を考えるべきだ。
要するにわずか200kmしか離れてない場所で人が1万人以上死んでいるのに、「元気を出せ、普通の消費活動をしろ、自粛するな」、というのは無理がある、という話なのだから、そういう気持ちを汲んであげながらかつ消費をしてもらうにはどうすればいいのかを真剣に考えよう。
人々の自粛
―― ケの気分の中で、じっとうずくまっている状態
3月11日の東日本大震災の後、日本の消費者は自粛ムードにあります。何か買うとき、遊びに行くときに、今こんな浮かれたことをしてよいのか、自粛するべきではないかと自問自答してしまい、結局、買うのを見送ってしまうというのです。旅行や結婚式などが特に落ち込みが激しいようです。わずかに復調の兆しが見えていたデパートの売上も再び大きく落ち込みました。
イベントやお祭りも次々中止されており、残念ながら5月の浅草の三社祭りも中止。夏の江戸川花火大会もとりやめになってしまいました。