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 業界を知るということも同様です。BtoB(対企業)で事業を行っている企業のホームページでは専門用語が溢れている場合も散見されます。しかし、一見すると難解な用語も興味が湧けば、知らない用語でも繰り返しチェックするようになり、やがてそれが知識となって、業界に対する認識も広がっていきます。これは興味のない用語が並んでいる新聞でも、同じことが言えるのではないでしょうか。

 冒頭のフリーターの方は新聞を購入することに抵抗があるものの、休日に図書館で新聞を複数読み比べするなど、自身の情報収集については選択肢が広がったようです。その後、レンタル清掃用品の配送員に就職が決まり、頑張っていると連絡がありました。

 就活中も社会人となってからでも、情報収集は大切です。日々の情勢がめまぐるしく変わる中で、今は個人でも情報を発信できる一方、肯定的な意見や否定的な意見など様々な視点の情報が溢れています。

 新聞を読む、インターネットの記事等を見るというだけでなく、情報をどうキャッチし、どう活かすか、あるいは自分なりにどう発信していくかについて意識することこそが、就活においても社会人においても重要ではないかと思います。

(キャリアコンサルタント 櫻井樹吏)