特徴のないファッションから抜け出せない。そんな悩みを抱えている人には、ぜひ押さえて頂きたい、洋服選びのポイントがあります

「オシャレ」と一口に言っても、どこから手をつければいいのか、わからない方は多いと思います。今回は、この3点に気をつければ服選びで失敗しなくなるという、コーディネート理論についてお伝えします。(ファッションスタイリストジャパン代表取締役 西岡慎也)

ほんの数センチのズレが
あなたの印象を悪くする

 3C理論というのは、 「スリーサークル理論」のことです(下の図参照)。 ファッションにおいては、 まず、この3つの円(領域)さえしっかりすれば、 服選びの失敗がなくなる(カッコよく見える)という理論です。

 相手から「カッコいい!」と言われるようなご自身になりたいのであれば、次に言うこの3つの重要な円を変えなければいけません。

 まず知ってほしい1つ目の円はサイズ、形です。ここを押さえるかどうがで服の見られ方、印象がまったく変わります。例えば肩の高さや幅がゆるすぎたり、きつすぎたりではいけません。もしガンダムやヒーローキャラがなで肩だったら弱く見えます。逆に、いかり肩の女性は、決してか弱くは見えませんよね。

 肩ひとつを取っても、バランスは大きく変わります。自分の体形をきちんと把握して、必要なら肩パットをちょっとうまく入れたりするだけで、ガラっと印象を変えることができます。また、他の例を言えば、袖の長さも短かすぎたり、長すぎたりすると大人なのに洋服に着られているように見えます。わずか数センチが、大きな違いを生むのです。

 自分のサイズ、特に身長は、20代を過ぎたら基本的に伸びることはないと思いますので 自分のサイズをしっかり知ることが大切です。

 続いては色です。色の合わせ方がわからない方がすごく多くいらっしゃいます。たとえば男性のシャツ、ジャケット、パンツ、靴、ベルト、バッグですが、この色合わせをしっかりしていかないと、色=イメージなので、相手に良くも悪くも、見たままの印象を与えてしまいます。

 例えば、紫色のマグロを「おいしいよ、どうぞ」って勧められても、なかなか食べる気持ちにはなれないと思います。 また、ピンクを男性的な色だと思う人もいません。それぐらい色のイメージというのは、僕たちの脳の中にインプットされています。

 スリーサークルは、どの円も甲乙つけ難いほど大切ですが、やはり色が最も気をつけるべき要素かもしれません。

 そして最後は素材。服や小物の素材も考えていくことが重要になってきます。 これはなぜかというと、やはり30代になったのにもかかわらず、10代や20代の身に着けるような素材の服を着ていたら、顔と服のバランスが合わなくなるからです。素材についても、知っておくということが重要になります。