何かを変えるには、勇気が必要です。
髪型やファッションのような些細なものでも、そこには勇気が要ります。職業や恋人のような人生の針路にかかわるものであれば、勇気はもちろん、それを支える「覚悟」が問われます。過去を振り返らない覚悟、自分を最後まで信じきる覚悟――。どうやら覚悟はできたようです。
女性の髪型の変化にまったく気づかない、そんな彼の日記、新展開です。
 

漫然と生きるのが罪ではない
漫然と生きていることに気づかないのが罪なのだ

 この日記を毎週ご覧いただいているみなさまの中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。今週から日記の形式が変わったのです。

 そう、あの会議をきっかけに……。

 先週金曜日、日記編集担当C鉢、そしてオブザーバーとして参加していたのにいつのまにか議長を務めていたT盤とともに、「最近つまらなくなっているムラタ日記をテコ入れする会議」が開催。

 ここまでストレートなタイトルの会議も珍しいですが、ダイヤモンド社の仕分け人T盤の力がいかんなく発揮され、日記のスタイルに大幅な変更が加えられることになりました。

 「ムラタ君はさぁ~、別に漫然と生きているわけじゃないでしょ?」

 冒頭で「2位じゃダメなんですか?」の蓮舫議員に勝るとも劣らない名言が飛び出した会議では、辛辣な言葉の中にどこか辛辣なメッセージが含まれている、そんなアドバイスを多々いただきました。そして、「なるほど」と勉強になることがありました。

 ミーティングでは、メッセージの伝え方を勉強するための参考資料として、ある動画を見ていたのですが、わずか1分30秒の作品に心奪われてしまい、3人で言葉を失ってしまいました。

 Love Distance CF(Love Distance Team)

 2009年カンヌ国際広告祭フィルム部門で、日本では13年ぶりの金賞を受賞したというこちらのCM。まだご覧になったことのない方のために詳細は秘密にさせていただきます。