気になるのが「自社の人事評価制度が複雑で評価しづらい」という項目も13.5%と、それなりの人数が挙げていること。そんなの従業員が聞いたら「えらい複雑だなと思ってたけど、使いこなせてないのかよ!」とブチ切れてしまわないか?

質問「人事評価を行う際、具体的にどのような点で悩むことがありますか」への回答結果 出典/株式会社あしたのチーム

 さらに、あしたのチームが実施した別の調査では、人事評価と給与の連動について、経営者と従業員の間で認識に大きなギャップがあることがはっきりした。「あなたの会社では、人事評価と給与は連動していますか」という質問に対し、会社経営者は71.0%が「連動している」と回答しているのだが、従業員で連動していると感じているのは、たったの18.8%。

 人事担当者は52.5%と会社経営者と従業員のちょうど真ん中ぐらいの数字になっているのが、また興味深い。ただ、2割が「わからない」とぶっちゃけてしまうのはさすがに「おいおい」と言いたくなるところだ。

質問「あなたの会社では、人事評価と給与は連動していますか」への回答結果 出典/株式会社あしたのチーム

生み出したバリューは
ちゃんと評価してほしい!

 従業員においては、連動しているか「わからない」という回答が48.5%と最も多い。自分の評価がどう決まっているのかわからないのだが、経営者は無駄に自信満々に「君には相応の給料を払ってるよ」と言うし、人事担当者からは「まあ、うん、ねえ、まあ、いいじゃないか。ね」と、はっきりしない返事。そんな状況では、会社からの評価が妥当かどうか、疑心暗鬼にもなる。

 生み出したバリューの分は、ちゃんと評価されて、お金ももらえる世の中であってほしい。