普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。第1回は「若くても高年収な職業ランキング・ベスト30!」と題し、35歳以下の高額所得サラリーマンの実態に迫りました。(週刊ダイヤモンド編集部  小島健志)

年収が最も高いのは
M&A・PE投資業務

 35歳以下ですでに年収が1000万円超──。自ら起業して成功すれば別ですが、サラリーマンであっても若いうちから高い給料を稼ぐことができる職種があります。

 そこで「ダイヤモンドDATAラボ」では、一般のサラリーマンの給料をはるかに超え、若くして高収入を得ているビジネスパーソンの姿をデータで明らかにします。題して「若くして稼げる職業はこれだ!ベスト30ランキング」です。

 今回は、金融・コンサルに特化した人材紹介サービスを展開する「アンテロープキャリアコンサルティング」の協力を得て、同社の保有する約3万人の登録者データから「35歳以下」の若手を対象に分析しました。

 まず、高収入の職種を探るため、同社の設定する約100職種別に平均年収を弾き出し、上位30職種をランキングしたものが次の表です。

*アンテロープキャリアコンサルティングのデータを基に週刊ダイヤモンド編集部作成。10人未満の職種は除外し、小数点以下は四捨五入しているが順位は小数点以下を加味している ©ダイヤモンド社 禁無断転載