これらはすべてフリーズドライです!(画像提供:あんどうりす)

自然災害に備え、非常食を備蓄している家庭や企業など、多いことだろう。ところが、非常食を使う機会がないと、賞味期限切れになっていたということはよく聞く話だ。「非常食」を無駄に破棄しないようにするにはどうすればいいか、アウトドア流防災ガイドのあんどう・りす氏が解説する。

 非常食を買い込んだけれど、いつの間にか賞味期限を迎えていたなんてことはよく聞く話ですが、防災上級者のみなさんは、製法の違いも押さえて、こんなコワザも使っていただきたいです。

ゴージャス感のあるレトルト非常食!(画像提供:あんどうりす)

 まず、その保存食はレトルトなのか、α米なのか、それともフリーズドライなのかをチェックしてみてください。レトルトは……開けたらすぐわかりますね!

 ちょっと高級そうなレトルトの非常食だと、もったいないから食べなくてはという思いが賞味期限前に食べる後押しをしてくれるかも(笑)。

 一般的にフリーズドライというと、スープとかお味噌汁のイメージではないかと思います。でも、ご飯系もあるのです。α米とパッケージが似ているものもあるので、購入して保管していたけど、違いに気づいていない人もいるかも!

 マニアックすぎる質問ですが、瞬時でわかるα米とフリーズドライの見分け方をご存じでしょうか?