判定がプラスになれば、人に貸してもお金が受け取れる
4. コストを計算する
マイホームを人に貸した場合、期間中にかかるさまざまなコストを割り出す。
住宅ローンは、ボーナス払い併用なら月々均等にならした数字を、変動金利を利用しているなら、金利が上昇したことを想定して4%程度で入力。
一戸建てには管理費がかからないが、点検・メンテナンス費用は自分で積み立てなければならない。目安として年間、建物価格の1%程度を見込んでおこう。1500万円の建物なら年間15万円、月あたり1.25万円となる。
固定資産税は、年額を12で割って記載。新築はいずれ軽減措置が切れ、課税額がアップすることを忘れずに。
これ以外にもし、賃貸管理業務を不動産業者に依頼するならコストがかかる。その場合は目安として、月あたり0.5万円程度想定しておく。
5. 判定
想定賃料から上記コスト合計を引く。
プラスになれば、人に貸してもお金が受け取れる。マイナスなら、人に貸すと費用の持ち出しが発生する。