投資のハードルが下がっても
まずは足元固めから

 ここしばらくの低金利を受け、「投資を始めてもいいかなぁ」と考え方をシフトさせている人が、老若男女問わず増えています。NISAやジュニアNISAなどの登場で、投資に注目する機会が増えましたし、手数料がかからないような積立投信なども増えたため、毎月少額からの積み立てが可能となり、ハードルが低くなってきたからでしょう。

 ただ、家計診断をしていると、万が一の蓄えがないままに、投資を始めてしまっている人が増えていると感じます。特に問題がないうちは良いでしょうが、急にお金が必要になった時に蓄えがないと、売り時ではないタイミングで投資商品を売らざるを得なくなってしまうのです。そうなると、結果的にかなり損をしてしまう場合もあります。

 投資は、長期間続けることも大事な要素です。みんながやっているからといって安易に飛びつかず、きちんと準備し、勉強してから始めてほしいと思っています。