以前私が所属していたある企業も、「解雇できないので仕方なく親会社が出向させました」という50代後半の社員のオジサマたちがうようよいました。その会社はある金融企業のIT子会社だったのですが、もちろんITの専門知識を持っているわけでもなく、まったくの「戦力外」として在籍している状態でした。

 もっと早い段階で様々なチャレンジをしていたなら、こんなにつまらない状態にならずに済んだのに…と思い出されます(当時の私は20代だったので、「そんなもんかな」程度にしか思っていませんでしたが)。

 働き方改革は、「企業の生産性を上げる」と同時に「ビジネスパーソンの人生を豊かにする」というのも必要不可欠な要素です。もしも今所属しているところでそれが実現できないというのであれば、ぜひとも転職しましょう。

 日本の「働き方改革」に欠けているのは「人材の流動性」でもあります。流動性を高めるための大きな流れを作る中心になってみてはいかがですか?

(日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンター センター長 澤円)