自分の会社の事業において、「安心して業務を回せるだけのリソースをどれだけ用意しておけばいいのか」という説明をする際のたとえ話にすることもできるかもしれません。

 このように、自分の話すかもしれない内容を思い浮かべて過ごすことを「高いアンテナの設置作業」と呼んでいます。

 アンテナを設置する癖をつけておくと、プレゼンテーションの説得力を増すための様々な事象やエピソードが、ある意味自動的に入ってくるようになります。

 毎日入ってくる情報をメモするなどしてストックしておけば、プレゼン本番の時に急に訊かれた質問に対して気の利いた例え話で返すこともできます。このようなアクションはオーディエンスの満足感をアップするだけではなく、自分の成功体験としても大いに効果があります。

 アンテナを立てていることを公言するのも効果ありです。

「私はこのことについて興味がある」と常に周囲にアピールしておけば、「たしかこれ調べてたよね?」「XXさんは、その分野では超有名らしいよ」といった感じで、ほかの人から自動的に情報のインプットが発生することになります。

 アンテナを周囲から見えるところに立てておくことで、得することはたくさんあります。

 SNSなどのプロフィールに入れたり、ハッシュタグとつけて投稿すれば、コストかからず周囲へのアピールができます。ぜひ試してみてください。

●自分の姿を映し、自分を知る

 最後は、立ち居振る舞いです。先日、妻とパリに行ったときに、サンジェルマンのあたりのカフェで通りを眺めていると、とにかくおしゃれな人が多いことに気がつきました。

「あ、あの女性おしゃれだね!」「うわー、あの紳士はめちゃくちゃ格好いい!」「あのおばあさん、めちゃくちゃセンスがいいね~」とまぁ、飽きることなく人間観察をしておりました。