各社のトップ評価項目は以下の通りです。

・三菱商事「社員の相互尊重」「人材の長期育成」「法令順守意識」
・三井物産「20代の成長環境」「残業時間」
・住友商事「待遇の満足度」「有給休暇消化率」
・伊藤忠商事「社員の士気」「風通しの良さ」「人事評価の適正感」

 三菱商事は「社員の相互尊重」「人材の長期育成」「法令順守意識」が高く、規律を重んずる社風である印象を受けます。三井物産も「法令順守意識」が比較的高く、その影響が現れやすい「残業時間」が最も少ない結果となりました。「待遇の満足度」「有給休暇消化率」が最も高い住友商事は、社員のゆとりが伝わってくるようです。また、財閥系に比べて新興となる伊藤忠商事は、「社員の士気」や「風通しの良さ」が高く、自由闊達な社風であることが伺えます。

 高額報酬で知られる総合商社ですが、それを裏付けるように「待遇の満足度」は各社評価点4点以上であり、他の業界に見られない満足度となっています。とはいえ、それぞれの商社の特徴が8つの評価項目だけでは見えにくく、大きな特徴はつかめません。