男性が何をしようとしていたのか、想像すると恐ろしい。この場合、男性だって既婚者であり、別れを切り出した彼女に対して一方的に復讐するような立場でもないと思うのだが……。

人間、時には理性を失うことも
甘い不倫にはリスクがつきもの

 不倫には当然リスクが伴うから、愛人を作らないでおくに越したことはなかろう。危険な道を歩きたくないなら、余計なことには手を出さないのが一番だ。しかし、人間には理性が働かないときもある。本能で動いてしまうこともある。それが人間の人間らしい部分だと思う。

 そこで運悪く、愛人がモンスター化し、こちらの生存を脅かしてきたら、どう対処すればいいのか。早めに弁護士などの専門家に相談をし、指示を仰ぐのがベターな策ではないだろうか。

 愛人関係、不倫は道徳的な問題はさておき、配偶者の権利を侵害する不法行為とされる。配偶者から訴えがあった場合、配偶者への賠償義務は生じるが、愛人への賠償義務は原則生じない。

 とはいえ、放置しておくと、モンスター愛人の怒りをより大きくしてしまい、過去のメールやLINEのやりとりをさらされたり、ネット上に不倫の顛末を書かれたり、という最悪の展開になるかもしれない。弁護士などの第三者を間に入れて、できる限り円満に別れられるよう、戦略的に交渉するのが安全といえそうだ。また、“痴情のもつれ”に備えて、あまり脇の甘いメッセージのやり取りは残さないようにしたいものだ。

 スリルがある、ドキドキする、ときめきがある、配偶者にはない刺激がある……愛人を作る理由はいくつもあるのだろう。ただ、繰り返しになるが、愛人を持つには同時にリスク対策も考えなければならない。それでも愛人を持ちたいか? 今一度、冷静な頭で考え、判断してほしいと思う。