誰もが「不倫はいけない」と分かっていながら、世の中から不倫はなくならない。そしてどうやら、お互いが既婚者で、しかも中高年に当てはまる人たちの「熟年ダブル不倫」も多いようだ。ただ、そんな人たちは当然ながら修羅場に遭遇する。ということで、熟年ダブル不倫のエピソードを総力調査。不倫というドロ沼に落ちる人が少なくなるよう、警鐘の意味でも読んでいただきたい(取材・文/有井太郎、編集協力/プレスラボ)

これほど炎上しても「不倫」は盛ん
お互い既婚で子持ちのケースもあり

 ベッキーや矢口真里など、芸能人の不倫ネタが世間を騒がし、当事者が休業に追い込まれるようになっても、世の中から不倫はなくならない。相も変わらず芸能人の不倫沙汰はニュースを賑わしている。また、最近では不倫をテーマにしたドラマなども増えている。

 ただ、ひと口に不倫といっても、状況や年齢はさまざまだ。いかにも元気そうな若者が不倫するケースもあれば、いやいや、年齢的には40~50代の中高年が不倫に足を踏み入れていることもある。

 しかも、中高年同士の不倫では、お互いがともに既婚者、さらに子どもがいるケースも存在する。そんな「熟年ダブル不倫」は決して少なくない。

 例えば先日、バイオリニストの葉加瀬太郎が不倫疑惑の現場をスクープされた。葉加瀬太郎といえば、妻は女優の高田万由子。「おしどり夫婦」として有名だった分、インパクトもなかなかだ。ただ、もう一つ驚きだったのは相手の女性も既婚者だったことだ。

 また、4月にはNHKに所属する40代の女性アナウンサーと、50代の映画監督のダブル不倫疑惑が報じられた。もし不倫が見つかれば、確実に週刊誌のネタになりそうな職業。それは本人も分かっているはずなのに、足を踏み入れてしまうところに人間の欲望の怖さを感じてしまう。