ベッキー、乙武洋匡氏、三遊亭圓楽、中村橋之助などなど。2016年は「不倫の当たり年」なのか、毎月のように著名人の不倫や、その謝罪会見が報じられている。一時の感情に酔い、過ちを犯す可能性は多くの人にあるもの。しかしその代償はとても大きい。不倫の修羅場エピソードから、教訓を得たい。(取材・文/鎌田和歌、取材協力/プレスラボ)
出るわ出るわ
2016年は不倫の当たり年?
2016年に不倫を報じられた著名人と聞いて、あなたは何人の名前を挙げられるだろうか。芸能通ではない人でも、3~4人は即座に名前を思い出せるのではないだろうか。それほど今年は、不倫報道が多い。
年明け早々報じられたベッキーと川谷絵音のインパクトが強いが、その後も続々と著名人の不倫が報じられている。
複数の女性との不倫関係を認め、その後離婚が報じられた乙武洋匡氏。
ラブホ不倫の現場を撮られた三遊亭圓楽。
不倫報道で衆議院議員を辞職、自民党からも離党した宮崎謙介氏。
不倫相手と一緒にいるところを覚せい剤取締法違反で逮捕された高知東生。
不倫相手の妊娠が発覚したファンキー加藤。
不倫報道自体よりも、なぜか妻の度量に注目が集まった中村橋之助。
このほかにも、妻の妊娠中に不倫をすっぱ抜かれた小倉優子さんの夫や、米米CLUBの石井竜也、落語家・桂文枝、芸人のとにかく明るい安村、評論家の荻上チキ氏、最近では漫画家の浦沢直樹氏、日教組委員長など。
中村橋之助が会見で繰り返した「不徳の致すところ」が話題となったが、不倫が明るみに出た場合、当人はただ平謝りするしかない。心なしか以前よりも「不倫」に関する世論は厳しく、開き直りを許さない空気がある。
こんな空気の中で、表向きは「不倫、良くないよね」と言っていながら、内心ドキリとしている諸氏もいるのではないだろうか。一夫一婦制を選択しておきながら、人間は心が揺れ動くものだ。しかし、一時の感情に酔い、過ちを犯す代償は大きい。
今回は、不倫の修羅場の目撃談について紹介する。自分に経験はなくても、不倫関係を見聞きしたことのある人は少なくないだろう。ヒヤリとするような修羅場を知ることで、戒めとしていただきたい。