せっかく撮った写真をすぐに消すのは名残惜しいし、家に帰ってから見返したい気持ちが働くのは当然のこと。しかし、そういったわずかな気持ちのスキから発覚してしまうのだ。

「また、忘れがちなのがカーナビや地図アプリの履歴です。後から配偶者が履歴を見た際、事前の話と違う行き先になっていて怪しむパターンがあります。あるいは、SNSでよくコメントしている相手に対し、配偶者が不倫を疑うことも増えています」

 便利なデジタルツールは増えたが、それらは履歴が残るため、不倫発覚の糸口にもなりやすい。逆に不倫をしている人にとっては、この辺りの管理を徹底的にしなければいけないということだ。

 なお、酔っている時にLINEを送ろうとして、送信先を間違えてしまい、不倫がバレるケースも多くなっているようだ。

 さて、こんな話を聞いていると、今まさに不倫をしている人が「もう不倫から足を洗おう」と考えるかもしれない。「今すぐに、不倫相手との関係を断ち切ろう」と。しかし、そこで注意点がある。先ほどいったように、不倫の別れ話がもつれれば「泥沼化」してしまうのだ。そしてそれこそが、不倫における最大のリスクといえる。

「不倫をやめようと考えた時、とにかく不倫相手との平穏な収束を心がけるべきです。急に関係を絶とうとしたり、連絡をしなくなったりすると、相手の恨みを買って、配偶者や職場にバラす、ストーカーになるといった行為に走るかもしれません。ハードランディングではなく、ソフトランディングに徹してください」

 ソフトランディングの方法としては、徐々に相手と会う回数を減らしたり、少しずつ相手に現状を維持するのは厳しいことを伝えたりという方法が挙げられる。決して簡単なことではないが、いきなり関係を断つようなハードランディングだけは選ばない方が良いようだ。

 ちなみに、ダブル不倫は既婚者同士のため「どちらかが過熱することがなく安全」とよく言われる。しかし、もし片方が不倫を機に離婚をしてしまうと、もう1人の不倫相手は一気に窮地に立たされる。「こちらは離婚したのだから、あなたも…」となるのだ。