Photo:JIJI
2025年の芸能界は、ハラスメントや失言によるトラブルが相次ぎました。中でも世間を騒がせたのが、チョコレートプラネット松尾駿による「素人はSNSやるな」発言の大炎上です。しかし不思議なことに、霜降り明星の粗品が放った同様の「素人批判」は、なぜか炎上せずスルーされました。同じ暴言でも、なぜ明暗が分かれたのか?今年の不祥事総決算とともに、許される暴言と許されない暴言の境界線を読み解きます。(芸能ニュース情報局)
2025年の芸能界
不祥事総決算に学ぶ
2025年、芸能界では暴言、失言、ハラスメントとさまざまな問題が噴出した。
まず目についたのはテレビ局のハラスメント問題だ。
2024年末に週刊誌で報じられた中居正広と元フジテレビ女性アナウンサーとの性加害トラブルが2025年に入り、フジテレビの経営問題に発展。3月31日には第三者委員会の報告書が発表されたが、中居だけでなく、元取締役でキャスターだった男性の後輩女性に対するハラスメントも発覚。さらにこの報告書に掲載された、フジ幹部がアナウンサーを同席させた「不適切会合」に歌手で俳優の福山雅治が参加していたことも8月に明らかになった。
6月には日本テレビが、元TOKIOの国分太一について過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、出演していた「ザ!鉄腕!DASH‼」を降板させると発表した。
具体的に何が問題行為か日テレは明らかにしていないが、セクハラに該当する行為があったと複数メディアが報じている。
こうした芸能人だけでなく、テレビ局のトップによるハラスメントも相次いだ。







