一生ものの“信用”を築き上げる「テキーラ理論」
宴会で酒が進むほど、普段言わないような冗談を言って、自分を大きく見せたりすることがあると思います。
私は普段お酒を飲みませんが、どうしても「テキーラ」を一口飲まなくてはいけないときがありました。
当然、その後、泥酔するのですが、そのとき、あまりに私がふらふらになったので、上司に「明日は休んでいいぞ」と言われました。
しかし、酒のせいもあり、つい「いや大丈夫です。むしろ、明日はいつもより早い8時に出社します」と見栄を切ってしまいました。
その後、上司と別れましたが、とても家に帰ることができません。しかたなく、家よりも近い会社にそのまま行き、会社の机でそのままダウン。
翌朝、上司がいつものように8時30分に出社して、二日酔いで顔を青くしながら机に座っている私を発見。とても仕事ができない状態の私に対して言いました。
「こんな状態でも約束を守るなんて、お前は信用できる」と。
たまたま帰宅できずに会社で寝ていただけでしたが、宴会の冗談ほど有言実行すると信用度が増すことを実感。
それ以来、宴会で無理そうな冗談を言った場合には、きちんと約束を守ることで、信用の積み重ねに成功しました。
宴会での「その場でアマゾン理論」に、この「テキーラ理論」を加えれば、鬼に金棒。一生ものの効果なので、乗数効果は100倍です。
余談ですが、テキーラを飲んだ翌日は、本当に仕事にならないので、午後に早退で帰りました(笑)。
拡大画像表示
【著書のご案内】
『<落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!>ぶっちぎり理論38』
ダメ社員がスーパー副部長へ!
「郷ひろみ理論」×「100%…SOかもね理論」や「ンフ理論」×「大波小波理論」で効果2倍、「いま、いいですか?理論」×「こちらから理論」×「赤ちゃん肌理論」で効果16倍など、「ぶっちぎり理論38」の効果が乗数倍に変わる最強コラボ技14も紹介。どれも3秒で使えて効果は一生です。
「第26回BBM大賞」では直木賞受賞作『下町ロケット』に次いで、なんと第2位に選んでいただきました!土井英司編集長に「今年のおバカ本大賞をあげたい一冊。著名人や大手クライアントの接待など、絶妙な気配りを求められる大手広告代理店の営業マンが、その気配り理論をまとめた一冊。各理論のネーミングがユニーク」と評された作品、ぜひご一読ください。
ご購入はこちらから!→ [Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]
1972年生まれ。「絶対に失敗しない気配りのツボ」を超具体化し、累計30億円以上稼ぐ、現役大手広告代理店のスーパー副部長。新人時代は、社外から「空気が読めない広告費ドロボウ」、社内では居眠りばかりで「メトロノーム」と呼ばれる。 プライベートでも23歳まで童貞。やがてうつ状態となり、半年間社会人をリタイア。その後、デキる社員の行動を2000時間観察し、夜の街に3000万円を投資。ぜんぶ3秒でできる「ぶっちぎり理論38」を開発。見えない気配りの見える化に成功し、 業界平均の1000倍に当たる新規扱い10億円の案件や世界連合企業から15億円のプロジェクトを獲得。また、「KHA(こんなの はじめて ありがとう)理論」で、女性にモテはじめ、5人同時に告白されるようになる。