カフェでの離席時「貴重品どうする問題」の解決グッズが登場
本記事はハフポスト日本版からの転載記事です

 文具メーカーのキングジムが、荷物見守りツール「TRENE(トレネ)」を開発した。カフェなどで席から離れたとき、テーブルに置いたたままの貴重品が盗まれそうになるとアラームが鳴る。

 一人で仕事をしているとき、隣の見知らぬ人に荷物の管理を頼むのはちょっと抵抗がある。安心してトイレに立ったり、追加のコーヒーを買ったり、突然かかってきた電話に席を離れて応対したりできるツールだという。

 トレネは18グラムで、大きさは両指でつかめるほど。あからじめスマートフォンと連携させ、ノートパソコンなどの上に置いておく。スマホを持ってトレネから離れると、Bluetoothが反応して「警戒態勢」に入る。もし荷物が動かされるとアラーム音とLEDの光で周りの人に知らせる仕組みだ。席に戻ってくると、スマホに再び反応して「警戒」を解く。

 カフェやファミレスにパソコンを持ち込んで、ひとりで仕事をするのは日常の風景となった。アメリカなどでは、「Could you watch my stuff?(私の荷物を見ていてもらえますか?)」と声をかけて、パソコンなどの貴重品を置いたまま席を立つことも少なくない。