海や川でバーベキューを楽しむ際に、炭を使う人もいることでしょう。特に、砂浜でバーベキューを終える際に、この炭火を砂に埋めれば火は消えると思い込んでいる方が意外にも少なくないようです。では炭火を消すにはどうすればいいのか、アウトドア流防災ガイド・あんどうりす氏が解説します。
食欲の秋!いろいろな食材が美味しく食べられる季節ですね。こんな秋だからこそ、バーベキューはいかがでしょう?
なぜかバーベキューといえば、夏の河原だけが定番と思っている方も多いようです。でも夏にバーベキューで火を使うのって、暑くないですか?好みはいろいろあっていいと思いますが、やっぱりバーベキューの最適の季節は秋ではないかと思います。冷え込んでくる秋でも、火があると身も心もじんわり温めてくれますからね。
そして、バーベキューコンロといえば、炭しか使えないと思っている方もいるようですが、ガスタイプもあります。ほかにも火がつきやすいようにファンがついているものとか、食洗機対応のものまでいまや種類は豊富!何年も前のバーベキューコンロのイメージしかない方は、進化を見ていただくといいかもしれません。
被災現場に入った方が口をそろえておっしゃるのは、都市部では食料がくるのを待っているだけのケースも見られたが、農村部では、たとえ集落が孤立していたとしても火を起こし、畑から食料を持ち寄って問題を解決していたとの事です。
都会ではなかなか火を使える場所がないので、火おこしの練習が難しいという実情はあります。でも機会をみつけて、ガスでも炭でも野外で火を使う体験しておいていただければと思います。災害時でも多様な火おこしが可能になります。温かいものが食べられるって大切ですから。