海外旅行に行くとき、どのタイミングで現地時間に時計をあわせていますか? 学生時代に、宿題をどのタイミングでやっていましたか? 早くやろうやろうと思っても、ぐずぐずしたり、先延ばししたりしてしまうことは、よくあること。「すぐやれる人」になるための考え方、コツをお伝えします。
飛行機に乗ったら
現地の時間に、先に合わせる。
海外旅行に行くと、飛行機の降りぎわに機内アナウンスで現地の時間を教えてくれます。
ここで時計を直す人は、すぐやれない人です。
旅慣れている人は、飛行機に乗った瞬間にすでに時計を現地時間に変えています。
そうすると、機内にいる間も現地時間になります。
旅慣れていない人は、飛行機の中をずっと日本時間で過ごします。
現地へ着いてから急に現地の時間に合わせるから、時差ボケが起こるのです。
行きの飛行機の中が、すでに現地時間でなければなりません。
この差が大きいのです。
体が「今は暗いけど朝なんだな」と感じていないとダメです。
同じことが人生でも起こります。
すぐやれる人は、飛行機に乗った瞬間に現地の時間に合わせられる人です。
成田にいる時から現地の時間に合わせておいたら、気分はもう現地になるのです。
飛行機の中を、今までいた国と考えないことです。
飛行機の中は、これから向かう国です。
日本に帰る時は、同じように飛行機に乗った瞬間から、日本時間に時計を合わせておきます。
旅慣れていない人は、時計の修正が遅いのです。
過去の時間を引っ張った時計のままで生きている人と、未来の現地時間に合わせた時計で生きている人とがいるのです。