大切なのはブランドの主張と製品のキャラクター「ボルボXC60」の出来のよさT5 AWDのボディサイズは全長4690ミリ、全幅1915ミリ、全高1660ミリ

 

 SUVの売れ行きは依然として好調。そこで気を吐くのがスウェーデンのボルボだ。新型XC60はさきごろ「2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。

 2017年10月に日本市場に導入した新型XC60。先代は走行性能だけでなく先進的安全装備や走行支援システムの導入も早かった。

 今回のフルモデルチェンジは「レボリューション(革命)でなくエボリューション(進化)」。ボルボではそう説明している。

 

大切なのはブランドの主張と製品のキャラクター「ボルボXC60」の出来のよさドアのパーティングラインが大きくなったのと、ボディ下部のキャラクターラインが大胆になりスポーティな雰囲気が増した

 

 たしかに寝かされたリアウィンドウをはじめ、ボルボ製SUVのイディオムから大きく逸脱していない。

 とはいってもシャシーはXC90と共用し、将来の電動化も視野に入っているというから、背後にある考えかたは完全に新しい。