ワーキングマザーの
家事代行「作り置き」食事術
どんなに共働き家庭が増えても、食事の買い出しや献立の組み立て、調理などを担うのはまだ女性が多いように感じます。しかも、自分だけの食事ならば簡単なもので適当に済ませてしまえても、家族、特に子どもがいるとなると、そうは言っていられません。
できるだけ体に良いものを、できるだけ手作りで…と考えていると、その“できるだけ”は結局、「できるところまで頑張らなくてはいけない」という意識につながります。
では、家族の食の担い手であり、仕事をバリバリこなすビジネスアスリートでもある女性は、一体どのように食生活をマネジメントしているのでしょうか。そこで今回は、家事代行サービス「タスカジ」の創業メンバーでもある鈴木美帆子さん(38)を取材しました。
鈴木さんは食べ盛りの中高校生のお子様2人の子育て中。自社の家事代行サービスの「作りおき」を利用して、夕食とお昼のお弁当(家族全員分)を詰めるだけでできる“手作り”のものにしています。
具体的には、週に1回(3時間)、家事代行サービスをお願いして、1週間分の大量のお買い物(30分)と料理のストック(2時間30分)を作ってもらっているのだそうです。
そんな鈴木さんの3日分の食事記録は以下になります。
【月曜】
朝: お弁当の残り物(切干大根、青椒肉糸、揚げ焼売) 、コーヒー
昼: 具だくさんミネストローネ、サツマイモのプルーン煮
夕: 酢豚、トマトサラダ、ツナと海藻とキャベツなど野菜の和え物、味噌汁、五穀米ご飯
【火曜】
朝: バナナ入りヨーグルト、グラノーラ
昼: コールスロー、ちくわと野菜のきんぴら、豚と大根の角煮、五穀米ご飯
夕: キャベツの韓国風サラダ、魚の唐揚げ、豆腐と油揚げわかめの味噌汁、五穀米ご飯
【水曜】
朝: 牛乳グラノーラ、バナナ、お茶
昼: お弁当(鶏と彩り野菜の照り焼き、根菜のきんぴら、卵焼き、五穀米ご飯)
夜: チリコンカン、手作り焼売、ブロッコリーのチーズ焼き、キャロットラペ、五穀米ご飯
朝食とご飯以外は、すべて作り置きです。