話さず決めるプレゼン「6つの極意」
人間は、情報の約8割を視覚から得ているといわれる。つまり、人に何かを伝えたいときは、視覚=ビジュアルに訴えることが最も効果的なのだ。
プレゼン、営業、マネジメントなど、仕事にビジュアルを活用すれば驚くほど効率が上がる。誰でもすぐに使えるビジュアル活用の極意を伝授する。
プレゼンを中心としたコンサルタントである天野暢子・イー・プレゼン代表は、これまで1000件を超えるプレゼン資料を作成してきた達人だ。“話さず決める”プレゼンで、実際に2000万円の契約を受注したこともある。
天野氏のプレゼン資料作りには、3つの鉄則がある。「意図が伝わるテキスト」「ひと目でわかる図表」「判断できる数字」である。
この鉄則を守るための具体的な方法を、「6つの極意」としてまとめた。
極意1 言いたいことは一つに絞れ
極意2 メッセージを打ち出せ
極意3 円グラフを並べるな
極意4 色は3色以内、濃淡で表現せよ
極意5 レイアウトの決め手は「Z」
極意6 数字で主張せよ
その一部を紹介しよう。