トイレ以外の生活用水に
使うとしても…

 トイレ以外の生活用水に使うにしても、以下にように、普段の洗濯物のすすぎに使うことも止めておいたほうがよいと紹介されています。

 生活用水として利用する場合であっても、用途にもよりますが、過炭酸ナトリウムや塩素をいれて、細菌対策をしてからの利用が現実的といえそうです。

 また、これは何階以上になれば必ずというものではないのですが、東日本大震災の時、お風呂が2階以上の方の場合、2階であっても、スロッシング(*)現象によって、お風呂の水が地震であふれたという体験談をお聞きしています。水量や、長周期地震動とスロッシングの周期の合致や地形により、結論が変わってきます。マンション防災では、上層階ほど備蓄の量を増やすべきですが、だからといって、水の確保として、風呂水をためるとあふれるリスクがあることになります。

 さらに、火事対策として風呂水が推奨される事もありますが、これについては消火器を準備することで代替しやすいので、他の問題ほど争いが起こってはいません。消火器についてはこちらをご参考までに。

■「消火器は、子どもが倒したり処分が面倒。。。
大丈夫!そんなあなたにピッタリの消火器あります!
」(2016年6月3日公開)
http://www.risktaisaku.com/articles/-/1828

(*)スロッシング…液体を入れた容器が振動した場合に、液体の表面が大きくうねる現象。地震の揺れによって石油タンクなどで大きなスロッシングが生じると、浮き屋根が破壊され、漏洩や火災などの災害を引き起こす原因となる場合がある。(出典:デジタル大辞泉)