前回は、録画ミスで父親の権威を失墜させないために、家庭用ゲーム機「プレイステーション 3」(PS3)用専用地上デジタルレコーダーキット「torne(トルネ)」を使って、娘さんに尊敬される録画生活を送ろうというお話でした。やはり録画ミスを悩まれるお父さんは多かったのでしょう、筆者のところには「トルネが欲しいがどうしたら」という知り合いからのメールもちらちら届いています。

 そこで、今回は「トルネがあるとこんなに楽しい」ということで、本連載「コンテンツ業界キャッチアップ」でおなじみの小山友介芝浦工業大准教授(トルネユーザー歴2年)とトルネの開発に携わった、ソニー・コンピュータエンタテインメントJAPANスタジオのクリエイティブディレクター西沢学さんが、トルネの魅力を語り尽くします。

トルネの100万台は、
考えていた以上にスゴイことだった

小山准教授(以下小山):いきなりですけど、石島さん前回、「2010年に発売されて以降、100万台を売り上げた、ゲーム機のアプリケーションとしては異例」とかサラッと流してましたよね?

石島(筆者): ? 100万台ってフツーにスゴいんじゃないですか? それがまずかったですか?

小山:もちろん、100万台はスゴイです。ゲーム機であるPS3において、「地デジレコーダー」として存在が大いに受け入れられている証拠ではないかと思いますよ。PS3の新たな楽しみ方を広げたと言っても過言ではないかもしれないんじゃないかと。
*1つの地域で、かつ単一の機種として販売された周辺機器として2011年12月時点で、SCEから販売店などに出荷された数。SCE調べ。

石島:そこまで言いますか!? トルネ恐るべし。