ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

ビジネスの現場で「かめはめ波」が炸裂する日

安間裕
【第2回】 2012年2月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
previous page
3
nextpage

くまさんは可愛いけど…

 先も述べましたが、日本のARは、どちらかというと広告とかイベントに多くの活躍の場を持っているようです。

 有名なところでは、洗剤の「クマのファーファ」ですかね。洗剤の箱にiPhoneをかざすと、ファーファが、スマホのカメラを通して、あなたのお部屋を歩き回るというものです。これはこれで、宣伝としては実に面白いです。まだご存知ない方はこちらの動画でご覧ください。

 イベント系では、映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の公開イベントでは、大きなスクリーンに囲まれた会場で、本当に空飛ぶ船が飛んでました。これも面白いことは面白いです。でもそんな感じの使用が、日本では、中心です。うーん、面白いし可愛いんだけど…。

あなたも今日からバーチャルリカちゃん

 欧米の、「かめはめ波」型ARの事例は、やっぱり、日本とは一味違います。ちょっと、面白い例をいくつか。

 まずは、アメリカの「Body Metrics」。女性が(男性でもいいんですが)、TVの前でくるくる回ると、まず、3サイズとか身長とかが、自動的に測られます。

 それから、好きな洋服を選ぶと、自分にピッタリのサイズが出てきて、画面の前でデザインやら色やらを変えていき、その後に注文するため、サイズ違いで返品が出たりすることがなくなるというものです。

 もうひとつは、モスクワのお店で実際に使われているもので、鏡がスクリーンになっていて、画面の隅に出てくる洋服の中から、気に入ったものを「空中動作」で選ぶと、自分があたかも、その洋服を試着しているように見えちゃうというものです。

 

previous page
3
nextpage
IT&ビジネス
クチコミ・コメント

facebookもチェック

現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

「現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則」

⇒バックナンバー一覧