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今回は、原稿用紙の使い方のルールをお伝えします。(構成:今野良介)

原稿用紙の基本的な使い方

日常的に原稿用紙に触れる機会が極端に減った今、「原稿用紙の書き方がわからない」という人が少なくありません。そこで、ごく基本的な原稿用紙の使い方についてまとめます。

これ、ぜんぶ知ってますか?原稿用紙の正しい書き方9つ今さら聞けないルールをまとめます。

【原稿用紙の正しい表記ルール】

(1)段落の冒頭は1字空けて書き始める
(2)改行して新しい段落に入った場合も、1字空ける
(3)行の一番上のマスに 、 。 」 などは入れない。1行前の行末マスの文字に重ねて入れる
(4)「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ー」などは、行の一番上のマスにあってもよい
(5)横書きの原稿用紙に数字を書く場合、1マスに2つずつ数字を入れる
(6)アルファベットを記入する際は、大文字は1マス1文字、小文字は1マス2文字が原則
(7)縦書きで数字を書く際は、漢字が原則。ただし、西暦表記は「千九百九十年」と書くと読みにくいので、「一九九〇年」と書く。それ以外は「百三十個」のように表記する
(8)英語のアルファベットを縦書きする場合は、1マスに1文字ずつ書く
(9)縦書きで、英語の長い綴りや複数の単語を並べる場合は、その部分だけを横書きにして書く

これ、ぜんぶ知ってますか?原稿用紙の正しい書き方9つ
これ、ぜんぶ知ってますか?原稿用紙の正しい書き方9つ

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